後世のために必要な記録をきちんと残す。認証アーキビストとは、そのために国立公文書館が認定する資格を持った専門職員のことで、本書中の言葉を借りれば「番人」の役目を担う。もっと言えば50年先、100年先を見据えた「歴史の番人」だろうか。
県立小田原高校出身で昨年11月に亡くなった脚本家、山田太一さんの企画展が同校中等教育史料館で5月12日(日)から始まる。高校時代のエッセイや近年行われた講演会の様子などを展示し、山田さんが大事にしていた同校との関わりを知ってもらおうという企画だ。
岐阜県博物館(関市小屋名)は1日、1584年の小牧・長久手の戦いの際、羽柴(豊臣)秀吉が、弟の秀長の家臣桑山重晴に出した朱印状=写真=を収集した、と発表した。担当者は「小牧・長久手の戦いの最終局面を物語る貴重な史料」と位置付ける。5月11日~6月23 ...
スペインで墓に突き立てられたまま見つかったことから「 エクスカリバー 」と名付けられた史料的価値の高い珍しい剣が、考古学的検証によりスペインの大部分がイスラム勢力に支配されていた10世紀ごろの時代のものだと特定されました。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」は、今年で開戦から120年となる日露戦争(1904~05年)を題材とした代表作だ。司馬遼太郎記念財団(東大阪市)が司馬生誕100年にちなみ2022年秋に実施した「好きな司馬作品」アンケートでは断然トップとなった。今なお愛読さ ...
邪馬台国はどこにあったのか――。古くから続けられてきた論争に決着が付かない理由は、『魏志』倭人伝に記された地理的情報にこだわっていたからだと、歴史学者・桃崎有一郎氏は指摘する。そして、あることに注目すると結論が見えてくるという。
羽柴(豊臣)秀吉が三木城(三木市)を攻略した三木合戦をめぐる武将らの書状(写し)の展示が姫路市本町の県立歴史博物館1階コレクションギャラリーで開かれている。織田信長の配下として播磨地方を平定した秀吉の戦略や武将らとの関係性を示す新史料として注目される ...
こうした文書は近畿各地の市町村史で中世史料として扱われていたが、2020年に馬部(ばべ)隆弘・中京大教授が著書「椿井文書」(中公新書)で ...
酒田を代表する豪商・本間家に代々伝わる歴史的史料を紹介する企画展「本間家の逸品」が、酒田市御成町の本間美術館(田中章夫館長)で開かれている。 酒田湊の繁栄に伴って江戸時代、商業・金融・地主といった多彩な事業を展開し、多くの財を成した本間家。酒田の経済をはじめ文化、教育、福祉など多方面にわたる社会貢献事業に私財を投じ、多くの功績を残した。 本間家が藩主や政府の要人から拝領した歴史的史料などを多く収蔵 ...
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奈良時代、東大寺(奈良市)に建立された七重塔の東塔(奈良市)は、屋根の最上部に立つ相輪を含めた高さが約70メートルだったことが分かった。調査研究を進めていた奈良文化財研究所(奈文研)が25日、塔の復元案を発表。従来、高さは約100メートルとする説があ ...
【読売新聞】 鎌倉時代の最初の 元寇 ( げんこう ) ・文永の役(1274年)から750年の節目に、松浦市など元寇と関わりのある自治体が「元寇 所縁 ( ゆかり ) のネットワーク」を発足させた。九州、関東の7県から25自治体が加 ...