ロシアによるウクライナ侵攻を契機に、中国が台湾を攻撃する「台湾有事」への懸念が国内でも強まっている。安全保障に関する政策提言を行う民間シンクタンク「新外交イニシアティブ」代表で日米外交に詳しい猿田佐世さんは、軍事力拡大による「抑止」ではな… ...
近年は日本でも台湾有事への懸念が広がっているが、我々はそれ以上に尖閣諸島を巡る緊張に注意を払う必要がある。尖閣諸島は日本固有の領土であり、中国が領有権を主張し始めたのは1969年に国連が尖閣周辺に豊富な海底資源があると発表して以降だ。
日本は食料の多くを輸入に頼る。危機対応の仕組みとして農林水産省の指針があったが、法的根拠は弱かった。消費者にも大きな影響が出る問題であり、不測の混乱を防ぐため、法制度を整える意義はあるだろう。
政府は2023年度末、武力攻撃を想定したシェルターの整備方針の発表や、本島に初めて配備された地対艦ミサイル部隊を発足させた。また2024年4月1日には、有事の際に自衛隊などが使用することを前提とする「特定利用空港・港湾」に那覇空港と石垣港を指定した。
台湾統一を目指す中国の習近平指導部は新型空母「福建」の初の試験航行を実施し、発足間近の台湾新政権に圧力をかけた。中国軍は米軍の接近を阻止するため空母3隻体制の構築を急ピッチで進める。着々と進む軍備増強で脅威は高まり、台湾有事に備える日米は危機感を強め ...
台湾有事、日本有事に備えて陸・海・空の自衛隊の南西方面シフトが進んでいる。それに伴い沖縄・先島諸島の12万人の避難が計画されている。ところで南西方面の治安は、八重山地域は八重山警察署、那覇地検石垣支部・区検、那覇地裁石垣支部・簡裁、宮古地域は宮古島警 ...
憲法記念日の3日、那覇市内でシンポジウムが開かれ、元統合幕僚長の河野克俊氏が「台湾有事は、沖縄の有事」と題して講演した。 河野氏は記念講演で、中国について「経済発展に伴い徐々に大陸国家から海洋国家に変貌を遂げた」と指摘。リニアモーターで艦載機を牽引(けんいん)、加速させる電磁式カタパルト(射出機)を備えた新型空母「福建」が就役すれば中国の空母は3隻態勢になり、台湾海峡の緊張が高まる中、「安穏として ...
イスラエルとイランの空爆の応酬に、市場では緊張が走った。この時の為替市場の一次反応は、有事に強い通貨の変遷史を想起させた。かつて地政学リスクや経済危機に強いとされた円は様相を変えつつある。「有事のドル」は復活してきた。ただし、そこにユーロ、スイス・フ ...
【読売新聞】 政府が台湾有事を念頭に、沖縄県の離島からの避難住民の受け入れ計画策定を九州、山口各県に要請していることに絡み、宮崎県が県内で約32万8000人の受け入れが可能とする試算を行い、国に報告したことが県への取材でわかった。
経済産業相の萩生田光一は2022年1月、初めて「最先端の次世代半導体について検討していきたい」と聞かされた。報告したのは商務情報政策局長の野原諭。萩生田は「TSMCを決めたばかりなのに、もう次の案件を持ってきたのか」と驚いた。台湾のTSMC誘致に巨額 ...
【東京】有事を念頭に、先島諸島の5市町村から九州各県と山口県に住民約11万人を避難させる計画を巡り、政府が8県で計約36万7千人の受け入れが可能だと見積もっていることが25日、分かった。同日、自民党本部で開かれた「住民避難の円滑な実施に関するPT(プ ...
【画像】有事を想定し急速に進む南西シフトで守られるのは?政府が”特定利用空港・港湾に”全国16施設を指定また2024年4月1日には、有事の際に ...