栃木県那須町で2017年3月、登山講習中の高校山岳部員ら8人が死亡した雪崩事故に絡み、講習会を主催した県高等学校体育連盟の登山専門部が4月以降の活動を休止したことが7日、高体連への取材で分かった。県内高校の登山部員減少のほか、経験が豊富な教員の不足などが理由。高体連は部員数減に関し「事故が影響したかどうかは不明」としている。 高体連によると、17年度に県内22校あった登山部が、23年度には5校へ減 ...
山形県南陽市で4日に発生した山林火災は7日、火の勢いは弱まったものの鎮火に至らず、自衛隊や地元消防団による消火活動が続いた。県によると、焼失面積は6日午後7時時点で約137ヘクタールとなった。 県や市によると、これまでに初期消火に当たった70代男性が脚にやけどを負ったほか、山小屋や公衆トイレが全焼した。市は5日、現場に近い計148世帯410人に避難指示を出し、一時16世帯26人が避難した。
【ディエンビエンフー共同】第1次インドシナ戦争でベトナム人民軍がフランス軍の敗北を決定的にし、植民地支配を終結させた「ディエンビエンフーの戦い」から70年の7日、ベトナム北西部ディエンビエンフーで記念式典が開かれた。ベトナム共産党は国の独立を成し遂げた歴史と一党独裁の正当性を内外に誇示した。
静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、雑誌「現代詩手帖」2024年5月号(思潮社)。特集は「パレスチナ詩アンソロジー抵抗の声を聴く」。イスラエルの侵攻で深刻な人道危機が続くパレスチナ自治区ガザの現場から、またガザに縁がある詩人や作家から届いた作品の数々。読む者の心を鋭くえぐる。 第一詩集「色えらび」を出したばかりの小川芙由さん(静岡市出身)が、3月20日に駿河区のグ ...
JR旅客6社は7日、ゴールデンウイーク(GW)期間の4月26日~5月6日の利用実績をまとめ、公表した。新幹線と在来線特急などの主要線区を利用した人数は前年比で2%増の1186万2千人。新型コロナウイルス禍前の2018年比では5%減だった。 JR各社によると、今年は長期休みの取りづらい曜日配列や、物価高などが影響したとしつつも、担当者は「生活様式が変わっている中、健闘している」と話した。
東京都は7日、再開発事業者が決まった旧築地市場跡地(中央区)の土壌汚染状況を2023年度に調べた結果、141地点のうち86地点で基準値を超える六価クロム化合物などの有害物質を検出したと発表した。都によると、健康被害の恐れはなく、直ちに汚染を除去する必要はない。担当者は「再開発の工期に影響はない」としている。
JR旅客6社は7日、4月26日~5月6日のゴールデンウイーク期間に新幹線や在来線特急などの主要線区を利用した人数が、前年比で2%増の1186万2千人だったと発表した。新型コロナウイルス禍前の2018年比では5%減だった。
7日午後0時40分ごろ、那覇市泉崎の那覇市役所から「不審なスーツケースが置かれている」と110番があった。市によると、市は業務を停止して全館を閉鎖。市民や職員は屋外に避難した。沖縄県警が爆発物処理班を派遣して現場を確認している。
大相撲夏場所(12日初日・両国国技館)に2度目のかど番で臨む大関霧島は7日、東京都墨田区の両国国技館内の相撲教習所で行われた時津風一門の連合稽古に参加し、関脇若元春らとの25番で23勝2敗とした。先場所痛めた首の状態は上向きで「自分から当たる相撲が取れるようになってきた。少しずつ戻っている」と納得の様子だった。
人工知能(AI)に対する2023年の各国の民間投資額で、米国が672億2千万ドル(約10兆円)と首位だったことが7日、米スタンフォード大の推計で分かった。6億8千万ドルで12位にとどまった日本のほぼ100倍に達する。2位の中国は77億6千万ドル、3位英国は37億8千万ドルで、日本は大きく後れを取っている。
宮城県内の小中学校で4月25日の給食に出された牛乳を飲んだ児童生徒ら600人超が体調不良を訴えた問題で、仙台市保健所が牛乳22検体を検査した結果、食中毒の原因菌や化学物質は検出されなかった。同保健所が7日、取材に明らかにした。
手足の急速な壊死や多臓器不全を引き起こす「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の原因となる溶血性レンサ球菌(溶連菌)について、塊状になって菌の働きを抑える特殊な分子を発見したと、神戸大などの研究チームが7日までに米化学誌電子版に発表した。致死率が30%と高く「人食いバクテリア」と異名を取る劇症型の治療薬開発に活用できると期待される。 神戸大の丸山達生教授(応用化学)によると、溶連菌はDNAを分解する酵素 ...